「また行きたい!」といってもらえる歯医者さん

小さなお子さんとご家族にとって、歯科医院に足を運ぶのはとても勇気のいることですよね。

ちゃんと椅子に座れるか…
きちんと口を開けられるのか…
暴れないか…泣かないか…

お子様の治療には「初めての歯医者」…ここが大事です。
どうぞ小さなころから、「むし歯になったから歯医者へ行こう」ではなく、予防のためにご来院ください。
初めて来た歯医者さんでどんなことをされたか…子供の心には強く刻まれます。
すごく褒められて、たっぷりと自信をつけて「また行きたい!」と言ってもらえるよう、スタッフ一同取り組んでいます。

はじめて歯医者さんデビューするお子様のご家族へ

もし、むし歯で初めて歯医者を経験する場合は、お子様が慣れるまで何度でもご来院ください。
それが当院の方針です。

一度拒否した、おびえたお子さんの硬い心をほぐすのは大変です。「歯医者は怖い」と大人になっても残ります。
僕が子供の時、麻酔もせずに歯を抜いた、あの通りの角にあったあの歯医者を今も覚えています。

歯医者さんデビューのための冊子を配布しています

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お口の環境を整えてあげることは、成長の基盤を作ることです

お口の機能は大きく3つあります。
「食べること」「呼吸をすること」「話すこと」
どれも生きるために欠かせない、大切な機能です。

お母さんのお腹にいる妊娠20週目で赤ちゃんの、舌や口腔内の感覚などお口の機能は、完成します。
妊娠後半には指しゃぶりをしている赤ちゃんのエコー写真が撮れることも多いです。
赤ちゃんはお母さんのお腹にいるうちから、生まれてすぐおっぱいを飲むために、練習をしているのです。
生まれてからも、ミルクを飲んだり、離乳食を練習したり、「アーアー、ウーウー」喃語を話したり、そういった成長段階も、すべて練習の過程なのです。
しかし、だれに教えられたわけでもない、お口の動かし方。
一所懸命練習していくうちに、赤ちゃんそれぞれに「癖」がついてしまうことがあります。

舌の位置や、動かし方、姿勢に食生活や呼吸、日常生活のさまざまな積み重ねがお口の「癖」を作り上げます。成長に悪影響な癖は早めに改善し、健やかに成長できるよう、口内環境を整えてあげること、それが健康な心と体を作る第一歩です!

乳歯の重要性

乳歯には、永久歯に生え変わるまでの重要な役割があります。
どうせ生え変わるからと言って、乳歯のむし歯をそのままにしておくと、偏った噛み癖などによって顎の発達や、顔の輪郭形成、身体の発育や永久歯の歯並びに影響を及ぼします。
歯ブラシの習慣をしっかりつけ、仕上げみがきの際にはよくお子様のお口の中を観察してください。

乳歯の名称と生える時期

お子様の成長によって多少前後することがあります。
心配があるときは当医院にお気軽にご相談ください。

子どものむし歯予防

歯にとって一番良いことは、むし歯にさせないことです。
子どもの歯は大人の歯に比べて、歯を虫歯菌から保護する役割のエナメル質や象牙質が約半分ほどです。柔らかく酸に溶けやすいためむし歯の進行が早い特徴があります。

フッ素塗布

当医院では3,4か月の一度のフッ素塗布を実施しています。
フッ素は、少し甘い味のついたフッ素を歯の表面に塗ることで、エナメル質と結びつき、むし歯になりにくい強い歯質にする力があります。
また、虫歯菌が酸を作り出す力を弱めるためむし歯の予防効果や、初期のむし歯を修復する効果もあります。
さらに、ご家庭での仕上げみがきの際、フッ素入りのジェルやレノビーゴをお使いになるとより良い予防になります。

シーラント

歯の生え初めのころには、奥歯の歯の溝をうっすらと埋めてむし歯にならないようにするシーラントという方法もご提案しております。